ダメージホールを公開!!
公開日:2010.7.28 最終更新日:2018.07.29
目次
ダメージホールって見たことありますか?
様々な企業が試行錯誤して毛髪のダメージの研究をしています。
その際よく使われる単語
「ダメージホール」
イメージの画像であったり、遠目からの写真が多くありませんか?
まるで元どおりに!!
プロなら元通りなんてありえないと分かると思いますが、、、
一般の人がこんなイメージを見るとどう考えるだろう?
と感じます。
ダメージホールの見える化まで。
今回用意させていただいた資料は、
ブリーチを20分放置×2
した後の電子顕微鏡による写真です。
ちなみに、まずプラチナ加工して下準備します
そして、電子の反射を見るのでこんな機械に入れます。
さぁ、いよいよです。
ダメージホール公開!!
これがダメージホールです。
赤の丸で囲んである形になっていると推測されます。
・キューティクルがなくなるほどのダメージ
・ダメージホールは小さな穴がつらなって楕円形
・内部でも同じことが起きている可能性がある
ということが見れます。
イメージのような大きなダメージホールではなく、マトリックス間の間充物質が破壊されて縦に裂けているように見えます。
これが広がるとどうなるのか?
そうです。
みなさんご存知の枝毛になると考えられます。
以上のことから考えられる結果
・ブリーチ効果で剥がれたキューティクルは二度と戻らない
・ダメージホールが出来ることで枝毛の原因になる
この2点が考えられます。
ヘアカラーする時に考えたいこと
・どのようにキューティクルを守るか(毛髪保護のポイント)
・ダメージホールを異物で埋めることは枝毛を増やす原因にならないのか(ヘアケアのポイント)