CYURUNの髪質改善カラー〜CMCを守る〜
公開日:2002.2.9 最終更新日:2020.02.12
ヘアカラーで毛髪が染まる仕組み
ヘアカラーは髪に浸透させ、酸化することで毛髪内部のタンパク質と酸化重合して染まります。
毛髪改善カラーでは、
髪への負担を最小限で行うこと。
キューティクルを残して保護すること。
この2つを大切に考え、毛髪のどの部分にダメージなどのリスクがあってどのように守ればいいのか?をお伝えします。
CMCを守る!!
カラーの浸透経路カラー剤は髪をアルカリ膨潤させCMCのδ層を通りキューティクルからコルテックスに浸透します。
CMCを通って浸透するときに重要なδ層はこんなイメージです。β層の間がδ層です。
δ層は親水性でケラチンタンパク質が、非ケラチンタンパク質に挟まれています。
カラー剤はδ層を通るときに主に繊維状タンパク質に働きかけます。
この時、CMCは損傷します(赤いイメージ部分)
ここでヘアカラーとGlossy(G)を併用します。
そうすることでCMCの損傷を抑えるとともに補修するのです。
こうすることによってCMCの損傷を最小限に抑え、キューティクルを保護することができるのです。
CMCの損傷で起こりうること
CMCの不足やケラチンタンパク質の流出などで、カラー剤の浸透や定着ができないため、
*髪の表面で発色が行われくすんで見える。
*内部で定着できないため色落ちが早くなります。
*キューティクルが剥がれおちてします。